『植物のもつ芳香物質である精油(エッセンシャルオイル)の力を借りて、ココロや身体のトラブルを穏やかに癒し、健康増進や美容に役立てていこうとする自然療法です』
「輝き」は、人それぞれ違います。年齢、性別、置かれている環境によって、何をもって自分が「輝いて」いるのかが分かれてきます。たとえば、幸せを感じながら生活していることは「輝き」ですし、実力を発揮して仕事に取り組んでいることも「輝き」ですよね。女性であれば「美しさ」、男性であれば「格好良さ」など見た目の「輝き」もありますし、ご高齢の方などは「健康でいることが輝き」という場合もあるでしょう。あなたにとって「輝き」は、何ですか。ポイントは、「自然体のご自分が求める大切なもの」であって、周りの人の意見や力に左右されないナチュラルな願望であることです。だからと言って独りよがりで迷惑をかけてしまうようなことではなく、その「輝き」を持っている自分を感じることによって、自然体でいることができ、周囲にも良い影響をもたらすポジティブな要素であることが、本当の「輝き」と言えます。
私自身のココロが、体が求めるものを見つける
地球上の植物は、約30億年と言われる歴史の中で培ってきた知恵があります。変化する地球環境や外敵に対応するための手段は様々ですが、そのひとつに、「香り」という方法があるのです。植物の作る香り成分は、いろいろな目的によって使い分けられます。あるものは病気や感染の予防に、あるものは体温調節に、またあるものは子孫繁栄のきっかけとして・・・他にもたくさんあります。そんな香りの知恵袋は、エッセンシャルオイル(精油)として手に入れることができます。精油の効果を活用し取り入れていくことで、人間が心や体をケアしていくのが、アロマセラピーなのです。 科学技術が発達し、合成で色々なものが作られるようになりました。その利便性に有り難さを感じながら、同時に、自然界が元々持っている美しさや知恵に気づかず、それを利用する機会を失いつつあるのも事実です。目まぐるしい発展の中で、自分というたったひとつの存在ですら、何を感じ、何を求めているのか、わからなくなっている可能性は充分あります。すばらしい自然の一部である自覚はほとんど薄れ、存在価値を見いだせないこともあるでしょう。 アロマセラピーに触れると、優しい天然の香りに心地よさを感じ、その体験が喜びの感情を導くことがよくあります。また、「香り」という嗅覚刺激が本能を目覚めさせ、本質的な自分を感じることができます。さらに、ハーブなどの植物素材を取り入れると、人間が生物として進化の過程で慣れ親しんできた記憶を呼び覚ますと言われています。必要に応じて使っていくことで、細胞レベルで癒されるもの、喜ぶものを見極めたり、現代の強い産物により疲労した体を緩和したりといった、良い感覚性を身に付ける助けになります。全て自然派に変える必要はありません。まずは部分的に取り入れて、より良いライフスタイルを目指していただければ充分だと思います。ご自身のペースで気軽にアロマセラピーを楽しんでみてください。
● 自然の香りはやさしく心地よく、私たちの気分や生活を豊かにしてくれます。 ● 植物原料を利用した手作りのスキンケアアイテムやホームケアグッズは、私たち自身を、暮らしを、「美しく」「健やかに」してくれます。 ● ストレスの緩和や、痛みの緩和、心の解放など神経系へのアプローチは、医療分野を補うケアにも役立ちます。 ☆ご覧ください→「ボランティア活動」「メンタルヘルス各講座」「自然療法各講座」「Salon(サロン)」
● 精油(エッセンシャルオイル)を活用する
※精油濃度や使用基材には安全基準があります。必ず有資格者や医療関係者のアドバイスを受けて行いましょう。
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● ハーブを活用する
★ アロマセラピーやハーブの利用法は、 講習会などで紹介しています。 詳しくは こちら